子どもは小学4年生くらい。
西日が眩しい夕方だったので、子どもはサングラスをかけようとしました。
今の子は選択の自由があっていいですね。
すると父親は「サングラスをするな!」と言い出しました。
子どもが納得出来ない様子なので、父親は理由をつけます。
「サングラスは高校生からしか使えない、しかも守備のときだけだぞ」
私は残念に思いました。
父親の話は間違ってはいない。
しかし、練習の時は別に良いじゃないか。
眩しいという理由があるんだし。
子どもはサングラスをかけたいので、そのやり取りを何度か繰り返していました。
そして、それ以降は父親の機嫌が悪くなり始めました。
子どもがやることすべてにイチャモンを付け始めたのです。
子どもが言うことを聞いてくれないからといって、自分の方が上だぞと言わんばかりに子どもの行動を注意するのはいかがなものか。
少し親子喧嘩のようになっていましたが、子供のほうが冷静でした。
反論すること無く、だまって父親の話を聞いていました。
どちらが大人かわかりませんね。
これは親子ではよくある光景です。
親が子どもにどうでもいいことを強要する。
”どうでもいいじゃん、好きにさせてあげなよ” ということがよくあります。
子どもになにか注意や指摘をしたい時、”本当にそうなのか”を自分に問いかけてみましょう。
案外どうでもいいことが多いはずです。
日本人は、人のやることに口を出しすぎる。特に、子どもには多く言います。
それが、子どものやる気や好奇心を削いでいることに気付いていない。
注意することは、偉いことでもすごいことでもない。
子どもは、大人の行動をよく見ています。
言葉だけでなく行動から、子どもに尊敬されるような人になりたいですね。
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