2017/08/31

thumbnail

野球のルールと動きが覚えられる野球鬼ごっこ とは?


野球には鬼ごっこのような追いかけて捕まえるという要素が含まれています。

ボールを持っている人が鬼で、ランナーを捕まえるという点では鬼ごっこと同じではないでしょうか?

私が考えた、野球の鬼ごっこ要素を強くした練習を普段から子どもたちが行っているのでご紹介します。

野球はボールを使った鬼ごっこ

私が野球を始めたばかりの子に教えることは「ボールを持っている人が鬼で、鬼にタッチされたらアウト」です。

それを話した上で、子(ランナー)はベースを触っていればアウトにはならないことを教えます。

ボールが遠くにあればベースに触れている必要はないですし、次の塁へ進みやすいことも説明すれば積極的に次の塁を狙って走ってくれます


TOEI LIGHT(トーエイライト) ベースセット B-3746
トーエイライト(TOEI LIGHT) (2011-08-01)
売り上げランキング: 51,899

基本は鬼ごっこ

これからご紹介するのは全て鬼ごっこの応用で、塁間の四角の中で行います。

人数に合わせて塁間を狭くしても良いでしょう。

鬼チームと子(ランナー)チームに分けて、時間内に鬼が全員を捕まえることを目的とします。捕まった人はアウトで、外に出て終わるのを待ちます。

低学年や幼児でもできると思いますが、子供たちのレベルに合わせて行なって下さい。

鬼ごっこ

チームで行う鬼ごっこです。

鬼チームの人数はランナーチームよりも少なくします。

鬼チーム2,3人、ランナーチーム5人くらいが目安です。

学年が混合で低学年が鬼の場合は、鬼の人数を増やすと捕まえきれるので、集中力が長続きします。

時間は30秒くらいが良いと思います。

レベルに合わせてギリギリできるかできないかぐらいの時間に設定すると良いです。

後半になってくると逃げる側の人数が減るので、案外全員捕まえることが出来ます。

単純な鬼ごっこなので楽しく出来ると思いますし、時間が短いので運動量も多くなり、効率的です。

タグ取り鬼

これは全国の小学校の体育でも行われているので子どもたちにもすぐできます。

2チームに別れて、腰に40cmほどのリボンを2つ付け、取り合います
(紐でもビニール袋でも大丈夫です)

2つ取られたらフィールドの外に出て見学します。

制限時間は30秒~1分です。

時間内にすべて取ったチームか、多くとったチームの勝ちです。

鬼ごっこと違いお互いが攻め、守りを同時に行うので難しいです。

チーム戦なので開始前に作戦会議を取り入れると協力プレーなどが見られて面白いです

ボールを使った鬼ごっこ

鬼ごっこの応用で、鬼は一人でボールを持ちます。子は5人でその内の4人は、あらかじめベースについておきます。

鬼にボールを持った方の手でタッチされたらアウトで鬼と交代します。

これは”ボールを持った人にタッチされるとアウト”というルールを覚えるための遊びです。

子はベースに1人しか触れることが出来ないようにします。

このルールは子供たちの遊びで、色鬼(指定の色を触ればセーフ)や高鬼(高いところにいたらセーフ)などにもある、指定の物を触っていたらセーフというルールなのですぐに理解できるでしょう。

2人触れていた場合は、後から来た人を優先し、最初に触れていた人にタッチしたらアウトです。

野球で言うと、後ろのランナーに押し出されるフォースプレーのイメージです。

これで”ベースに触れていればアウトにならない””ベース上には1人だけ”という野球のルールを覚えることができます。


野球鬼ごっこは、少しずつルールを変えることで難易度が変わり、より野球に近い練習となるので、今回は最初のレベル1をご紹介します。

まとめ

今回ご紹介したのは、ボールを持った人にタッチされるとアウトベースは安全地帯ベース上には1人だけという野球の基本ルールを簡単に理解するための遊びです。

鬼ごっこは子どもたちに人気のメニューで、いつもやりたいと言われます。アップ程度に10分ほど取り入れてみると良いと思います。

特に野球鬼ごっこを行うと、面白いほどに野球の理解が早まります

鬼ごっこで走ったり止まったりする瞬発力を鍛えながらルールを覚えることができるので、幼児や低学年の練習に取り入れてみてください。


0 Comments