バッティング練習
私のチームでは、主にロングティと試合形式の2種類のバッティング練習をしています。
試合形式のバッティングについては別記事にして、今回はロングティについて書こうと思います。
チームを結成したばかりの頃はティバッティングを中心に行っていました。
野球を始めて間もない子達だったので、正面からボールを投げてもバットに当たらないので、横から投げて打つ 、”思った所にバットを出す” 練習をしようと思い、ティーバッティングをしていました。
子供たちがティーバッティングに飽き始めていたので、気分転換にロングティをしたところ、打球を前に飛ばす楽しさを感じてくれていました。
ティバッティングとの違い
ティバッティングは横からトスしてもらい、ネットに向かって打つ練習で、スイング軌道、ミートポイント、インパクトの確認の基礎練習としてプロ野球でも多くの時間を使って行われる練習です。また、意識としてはフォームの確認などの意識で行われることが多い練習でもあります。
ロングティはそれに加えて、飛距離や打球の角度、弾道の確認の練習として行われます。
特に、優しくトスされたボールを打つので飛距離を出すにはコツがあり、そのコツを掴むためにもインパクトのタイミングや体の使い方を考える必要があります。
特に、優しくトスされたボールを打つので飛距離を出すにはコツがあり、そのコツを掴むためにもインパクトのタイミングや体の使い方を考える必要があります。
ティーバッティングでもインパクト時の強さを確認しながらできますが、音と打った感触だけで良し悪しを判断することになるので子供たちには難しいと思います。
その点、ロングティではインパクトの強さを飛距離で確認できるので強く打つ意識を持つことが出来ます。
また、始めたばかりの子はしっかりとミート出来ないために、ネットに入らないような打球を連発しますが、ロングティでは明らかな凡打となってしまうので、いい打球を飛ばそうという意欲が出てミートの意識が高まることも良い練習になると思います。
ロングティの良いところ
先程も書いたとおり、ロングティは飛距離を伸ばす意識を持つことができるので、子供たちが自分で成長を感じることができるのが良いところだと思います。
私達が練習している球場は、両翼50メートルもない小さな公園で、フェンスが3メートル程度あります。
この外野のフェンスを越えることが目標となっており、子供たちは必死に柵越えを狙って打っています。
実際、4年生の2人は柵越えすることができ、飛距離にして55メートル程度、飛ばすことができます。
5年生にもなると柵越えする人数も増えてくるので、4年生、3年生には丁度いい目標なのかなと思っています。
少年野球であれば選手全員がホームランを打てるようなバッターになって欲しいですし、そのためには飛距離が必要になってきます。
飛距離を出すためにはスイングスピードとインパクトの強さ打球の角度が大切になってきます。
前回ご紹介したバッティング理論(初心者編)で強いパンチを意識することをやりましたが、インパクトで力強くパンチする感覚とタイミングを掴むにはロングティが向いていると思います。また、飛距離が出る打球角度と、その角度を出すためはボールのどこを打てばいいのかの確認にもなります。
そして、ロングティをやる最も重要な理由は、これらのメリットを子供たちに一切説明しなくても、勝手に意識してやってくれることです。
子供たちには練習の意味とかポイントを説明するようにしていますが、2,3年生ではまだ理解しきれない部分があると思います。
ですが、説明不要で意識できるので練習の効果が出やすくなります。
もちろん、練習の意図は理解してもらうようにしますが、それはもう少しレベルが上って来てからでも遅くないと思います。
飛ばす意識を意識せずに持てることがロングティをやる一番の理由です。
いずれ、アッパーや大振りでは飛距離は出るかもしれませんが、試合では打てないことをわかってくれれば今後に繋がってくると思います。
そして、ロングティをやる最も重要な理由は、これらのメリットを子供たちに一切説明しなくても、勝手に意識してやってくれることです。
子供たちには練習の意味とかポイントを説明するようにしていますが、2,3年生ではまだ理解しきれない部分があると思います。
ですが、説明不要で意識できるので練習の効果が出やすくなります。
もちろん、練習の意図は理解してもらうようにしますが、それはもう少しレベルが上って来てからでも遅くないと思います。
飛ばす意識を意識せずに持てることがロングティをやる一番の理由です。
ロングティの悪いところ
ロングティの欠点はボール拾いが大変なことと、フォームが崩れやすいことです。
私のチームではコーチがボール拾いをしないので、全て子供たちが拾います。
「拾うのが面倒だからロングティはやりたくない」と初めのうちは言っていましたが、今ではロングティをやりたいと言うようになりました。
子供たちは飛距離ばかりを気にしてバッティングフォームを意識しないので滅茶苦茶なフォームになることが多いです。
打球を上げるためにアッパーになったり、大振りになったりしますが、良いフォームではありませんが、考えて打っているので今はそれでも良いかなと思っています。
子供たちは飛距離ばかりを気にしてバッティングフォームを意識しないので滅茶苦茶なフォームになることが多いです。
打球を上げるためにアッパーになったり、大振りになったりしますが、良いフォームではありませんが、考えて打っているので今はそれでも良いかなと思っています。
いずれ、アッパーや大振りでは飛距離は出るかもしれませんが、試合では打てないことをわかってくれれば今後に繋がってくると思います。
まとめ
ロングティの練習の成果かはわかりませんが、4年生でも5,6年生に負けないくらいの打球を打ちます。試合でも60メートルほどの打球を打ちホームランにします。
強い打球を打つ意識を持ってもらうことと、飛ばすことの楽しさを感じてもらうことができるので小学生にはロングティをオススメします。
とにかくバットをたくさん振って、たくさん打って、バットを振る感覚、当てる感覚、飛ばす感覚を掴んでほしいと思っています。
とにかくバットをたくさん振って、たくさん打って、バットを振る感覚、当てる感覚、飛ばす感覚を掴んでほしいと思っています。
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