2019/12/24

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野球の動きを楽しく覚える野球鬼ごっこ


Free-PhotosによるPixabayからの画像

アップで楽しく野球の練習

野球はボールを持っている人がランナーにタッチ、またはベースを踏むことでランナーをアウトにすることができます。 ボールを持っている人が鬼、ランナーを子(鬼ごっこで逃げる人のことを子と呼ぶようです)とすれば安全地帯のある鬼ごっこと同じです。

鬼ごっこのように野球の動きを覚えられるようにしたのが野球鬼ごっこです。

野球鬼ごっこのルール

ルールは簡単です。

① フィールドは塁間10m程度のベースで囲われた四角形で外に出たらアウト

② 鬼は一人、ボールを持った手でベースについていない子をタッチします

③ 子は5人、鬼にタッチされないように逃げます

④ ベースに触れていればアウトになりません

⑤ ベースに触れていいのは1人だけです

以上が基本的なルールで、他は通常の鬼ごっこと同様にタッチされたらアウトとなり鬼が交代します。

指導者はタッチが先かベースタッチが先かを見てセーフかアウトかを審判してあげてください。



練習の目的

この鬼ごっこで練習の効率を上げるために指導者が指摘するポイントがいくつかあります。
  1. 子チームはできるだけ長い時間アウトにならないようにする
  2. 鬼はできるだけ早くアウトにする
この2つのポイントに注意して行うと上手に行うことができます。

自分だけセーフになろうと思えば、ずっとベース上で動かなければいいだけなので練習の意味がありません。しかし、チーム全員がアウトにならないようにするには常に動かなければなりません。

一方、鬼は早くアウトにする気がなければぐるぐると回っているだけになってしまいます。子の動きを予測して追わなければならないのです。

すると、子も鬼の動きを予測して逃げるようになり 、子同士の動きを見ながら鬼の動きも見るようになります。

この練習の目的はどこを見るかです。

すべての団体球技で見る場所は重要になってきます。

ボールを見るのか、相手を見るのか、味方を見るのか、ゴールを見るのか、、、

ずっとボールを見ていることはできないし、相手も見ないといけない。

ではいつどこを見るのかが大切です。

その練習をするのが野球鬼ごっこです。

まとめ

今回は野球鬼ごっこについてを紹介しました。

この練習は子どもたちが楽しく行える練習の一つです。

私のチームではルールを少しずつ変えてレベルを3段階に分けて練習しています。

別の記事でご紹介したいと思います。




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