2020/02/27

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緊張するのは失敗したくないから、緊張をプラスに変える方法



スポーツに緊張はつきものです。

ソフトバンクの内川選手も144試合全てで緊張すると言っています。

それでは、なぜ緊張をしてしまうのでしょうか?

緊張は成功したいという気持ちが強ければ強いほど緊張も強くなり、緊張は”失敗するかもしれないという不安な気持ち”を表しているのです。

誰でも簡単に出来る緊張の和らげ方は深呼吸をすることです。

深呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス状態を作ってくれます。

緊張は数%抑えればいい

緊張をなくそうと努力すればするほど焦りや、さらなる緊張を生み出してしまいます。

深呼吸をして少しだけ収まれば、十分に力を発揮することができるようになります。

緊張は勝ちたい、成功したいという気持ちの現われです。

緊張が強すぎる場合は、行動目標を意識しましょう。



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やることを意識すれば体が勝手に動く

緊張したときは自分が何をすれば目標を達成出来るのかを考えてみましょう。

深呼吸もその一つです。

簡単に達成できる課題を確実にこなしていくと、安心感を得ることが出来るので、緊張を和らげることができますし、目標へも近づいていきます。

オススメは声を出すこと

野球では良く声を出せと言われますが、スポーツでは声でコミュニケーションを取り、連携を強めることが勝つためには必要です。

そこで、行動目標を”3回大きな声を出す”ことにします。

声を全員の行動目標にすることで、意思が統一され、雰囲気も良くなります。

そして、声を出すことで息を吐くことが出来るので緊張を和らげてくれます。

一石二鳥ですね。

打席に入る時も大きな声をピッチャーに向けて威嚇するようにして入ると、緊張が和らぎつつ、気持ちにスイッチが入る良いですね。

緊張感がなくなったときは結果にこだわる

緊張が和らぐことは良いことですが、緊張感ゼロはダレてしまって良くありません。

緊張が弱くなっている時には、再度、結果を意識し直しましょう。

絶対に”勝つ”や”打つ”という目標を強く意識すれば良い興奮状態になり、緊張感が戻ってきます。

気をつけたいのは結果を意識しすぎて固くなってしまうことです。

バランス良く行動と結果の目標を使い分けたいですね。

まとめ

緊張を和らげるためには声を出すことを目標に試合をすること。

緊張し過ぎはよくありませんが、緊張しなさすぎもよくありません。

程よい緊張を保つことがメンタルの強い選手の証です。


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