2020/02/11

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【ワンバンGo】小学5年生までにできるようにしておきたい走塁

armandooneによるPixabayからの画像

小学○年生までにできるようにしておきたいシリーズ第1弾はワンバンGoです。

ワンバンGoはどんな子でも比較的簡単に習得ができ、中学以降の野球でも役に立つので早めに練習しておくと良いでしょう。

それではワンバンGoの練習方法をご紹介します。

走塁の意識が変わるワンバンGo

ワンバンGoとはランナーに出た時に行う作戦で「ピッチャーがワンバウンドボールを投げたら走る」です。

小学生のキャッチャーはワンバウンドボールを体で止めるように教えられるので体に当て、前に落とすことが精一杯です。

これを利用して、ピッチャーがワンバンを投げたら必ず走ります。

これはキャッチャーのレベルが低いほど成功します。

成功するのは4・5年生までなので、できるだけ早めにやっておくと試合で多く実践することができます。

6年生ではキャッチャーのレベルが上がり、ショートバウンドは逆シングルで取ってしまうので走ることが難しくなりますが、ワンバンでスタートを切ろうとする意識が残っているので後ろにそらしたり、弾いたりした時に良いスタートが切れます。


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スタートのタイミングを練習する

簡単に練習してから試合で実践することが効果的です。

練習も2次リードを取らせ、ワンバンでスタートを切らせるだけで大丈夫ですが、意識するポイントがあります。

それはスタートのタイミングです。

ワンバンしてからスタートしていては遅いので、ワンバンすると思ったらスターとします。

ワンバンはピッチャーが投げた直後のボールの軌道でわかります

「ピッチャーが投げた直後にボールの軌道でワンバンがわかるから、ワンバンすると思ったらスタートしよう」と教えます。

練習でできるようになったら実践です。

試合の前に全員の目標にする

練習試合前のミーティングで「今日の目標はワンバンGoを必ずしよう」と伝えます。

そうすれば全員がワンバンGoのタイミングを狙います。

ベンチで応援している子もワンバンボールが来たら「Go!!」と言うでしょう。

スタートを切れなかった子には「ワンバンGoだよ」という声が掛けられます。

全員が一つの目標を達成しようとするので良い雰囲気になるでしょう。

まとめ

ある程度、試合を経験して2次リードができる子ならすぐに習得できます。

アウトになっても良いのでワンバンで思い切ったスタートを切ることが目的です。

次を狙う意識が高くなるのでオススメの作戦です。



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