どうもブログを書いているゆうカンです。
初心者でも、すぐに良くなるバッティング指導法を画像つきでご紹介します。
今回紹介する指導方法は、野球を始めたばかりの人でもわかりやすい指導方法になっています。
草野球に参加するようになって野球を始めた人でも、自宅で一人でもできるのでおすすめです。
※本記事は右バッターを例に説明しています。左バッターの場合は右と左を反対にしてお読みください。
道具はなしで動きに集中する
バットを振ったり、ボールを打ったり、投げたりする動作はどうしても結果に目が行きがちで、自分がどのように動いているかを考えることができません。
もちろん良い結果が得られた時は、良い動作をしていることが多いのですが、初心者がいきなり良い結果を得ることは難しいです。
道具はなしで動作に集中し、結果を気にすること無く、正しい動きを身につける練習をしましょう。
道具を使わないとイメージが難しいですが、野球の動作をほかの動作で例えることでイメージがしやすくなります。
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右手はハンマーを打つように
右手の動きはハンマーを打つような動作です。
拳を耳の横(トップ)に持っていきます。
この時に肘が外を向いたほうが体を大きく使うことができます。
脇が開いても問題ありません。
ヘソの前に釘があると思って”トン”と打ち付けます。
お子さんとやる時は、ヘソの前に手を出してあげるとイメージがしやすいでしょう。
この時のポイントは、肘を脇腹にくっつけて脇を閉じることです。
動作の順番は、脇を閉じてから腕を振り下ろすことになります。
この動作ができたら次のステップに移ります。
左足に釘を打つ
ハンマーの動作ができたら、実際のミートポイントに手を出していく動きをします。
構えは同じでハンマーを打つポイントを左足の前にします。
この時の注意点は、上半身は先程の動きと同じく”脇を閉じてからヘソの前で打つ”を忘れないことです。
左足に体重が移動して右足のかかとが浮く状態になります。
▼体重移動の記事はこちら
バッティングを指導する時に重要になってくる体重移動。ボールを遠くに飛ばすためには、体重を後ろから前に移動することと体の軸で回転することが大切です。
体を回転させてハンマーを打つポイントを変えるのです。
これが出来たら右手の使い方と、下半身と手を動かすタイミングが掴めるようになります。
ハンマーのおさらい
- 右手はトップから
- 肘を上げて脇も開く
- 脇を閉じてからヘソの前に”トン”
- 左足の前に打つ時もヘソの前で
低学年の小さなお子さんは、ここまでできれば十分です。
ここからは、ある程度体を思い通りに動かせるようになる9歳以上向けになります。
右手はパンチ
構えは同じくトップから。
先ほどと違うのは、脇を締めた時に拳も下ろしているところです。
そして左足前にパンチします。
強い必要も早くやる必要もありません。
子どもにやってあげる場合は、手のひらを出して目標にしてあげるとよいです。
右肩でもうひと押しして、手をピッチャー方向に伸ばします。
このひと押しが飛距離を生むのです。
先程はハンマーの動きでしたが、これはアッパーブロウの動きです。
左手は水平チョップ
構えは、左手を右肩の上に置きます。
体を回転させて左足方向を向きます。
そしてチョップ!!
そのまま回転して右足の後ろまでいってしましましょう。
左手は簡単なので、サックっと終わらせて次に進みましょう。
両手でやってみる
先程のパンチとチョップを同時にやってみましょう。
初めてやってみると意外に難しいです。
左手は横に出してくるだけなので、右手を意識すると良いです。
フィニッシュは右手が左足方向、左手が右足方向に伸び、体がねじれる限界までいきましょう。
画像を見てもらうと右手の甲が上、左手の甲が下を向いています。
インパクトの時に両手同時にクルッと返ることが理想的ですが、始めは出来なくても大丈夫です。
パンチとチョップのおさらい
- 右手はアッパーブロウ
- 左手は水平チョップ
- 手がヘソの前に出す
- 右肩が左足方向に向いてフィニッシュ
最初から両手ではできないので、順を追ってできるようにしましょう。
素振りで確認しよう
ここまでの動きをバットを持ってやってみよう。
バットを持っていない状態と同じイメージでスイングします。
最初の一振りで違いを感じるでしょう。
スイングが弱かった子でも”ブンッ”と聞こえるようになります。
素振りで出来ていたら、ボールを打ってみると良いでしょう。
まとめ
右手と左手の動きをパンチとチョップに例えて紹介しました。
細かな動きはやっていませんが、バッティングで飛ばすための基本的な動きを身につけることができます。
足の使い方については触れていませんが、次の記事でご紹介したいと思います。
バッティング理論には様々な意見や見解があり、人によって言っている内容が異なるなんてことはよくありますが、見方が違うだけで同じ意味であったりすることが多いです。
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