日本人は思いやりがない
日本人は思いやりがあると言われますが、私はそうは思いません。
上辺だけの思いやりはありますが、心からの思いやりはありません。
私自身が悪いことをされたわけではありません。
私の経験と知識から得た考え方です。
私自身が悪いことをされたわけではありません。
私の経験と知識から得た考え方です。
皆さんの参考になればと思います。
日本は”思いやりを持ちなさい”と教育されます。
小さい頃、誰かに意地悪をすると大人に怒られ、謝罪させられます。
子供は仕方なく謝り、仕方なく相手も許します。
悪いことをしたら謝ることが望ましいですが、子供は大人に言われるまでは謝りません。悪いことをしたと思っていませんから。
ブラジルの子供と日本の子供にそれぞれ2人組で協力してプレーするようなゲームをやらせると、ブラジルの子供はお互いの自由を分かっているので上手にできますが、日本の子供はお互いに自分の意見を言い合うので喧嘩してうまくできないそうです。
子供は自分の意思を尊重されずに生活しているので相手の意思を尊重してあげることが苦手です。
子供の「やりたい」、「やりたくない」を親は否定することが多いと思います。
こういった意思の尊重を学ぶことがないので思いやりのない大人になっていくのです。
「思いやりを持て」は間違っている
人が平和に暮らしていくには相手を思いやることは必要です。
しかし、自分が相手を思いやることと、思いやりを相手に強要することは違います。
子供に「思いやりを持て」と言うのは、思いやりを強要することを教えているのです。
アメリカなどでは自分の庭でBBQをしても何も言われませんが、日本では近所から苦情が来たり、最近では刺される事件もありました。
このような場面でも日本人は”思いやりのない人だな”、”もっと思いやれよ”と思ってしまいます。
他人には思いやりを強要するのに自分は思いやらないということが多いです。
子供に思いやり
子供の意思を尊重してあげることが思いやりに繋がります。
意思を尊重することは難しいことですが、子供の意思を尊重し、こちらの意思も尊重してもらえるようにすることが思いやりです。
人はそれぞれの意思があって、感じ方も違います。
それは変えようのないことです。
子供の言うことを全部聞いていたらわがままな子になるのではないかと不安になると思います。
もちろん、全て叶えてあげる必要はありません。
出来ないことは出来ないと言ってあげればいいのですが、「ダメ」や「無理」のような子供の意思をへし折るような言い方ではなく、出来ない理由を説明して納得してもらい、自分の意思でやめさせることが重要です。
親が自分の意思を尊重してくれるようになれば、子供も親の意思を尊重してくれるようになります。
これは小さな頃から続けなければ意味がありません。
人の考え方は9歳までの家庭環境によって決まると言われています。
できるだけ早いうちに子への対応を考えるべきです。
まとめ
私は幼児から児童まで、様々な子を見ていますが、みんな思いやりがありません。
流石に高学年になってくると思いやりを持てるようになってきますが、それでも自分の意思が一番です。
幼児に関しては子供が悪いわけではなく、全て周りの環境が影響しています。
他人の自由を認め合えれば、周りの目を気にせず過ごしやすくなると思います。
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