”ゲームが及ぼす子供への影響”という論文にでもありそうなテーマですが、今回は私の経験による主観で書いていきます。
ゲームは悪ではない
”ゲームが及ぼす子供への影響”という論文にでもありそうなテーマですが、今回は私の経験による主観で書いていきます。
よく「ゲームは良くない」というゲーム反対派の人がいますが、私はゲームは子供に悪影響を与えないと思っています。
もちろん年齢制限は守るべきで、アダルトや暴力の描写があるゲームは低年齢の子によくありません。
しかし、ゲーム自体が悪いわけではないということをわかっていただきたいです。
「子供にゲームをやらせるとゲームにはまってしまう」という声をよく耳にしますが、そんなことはありません。
現実世界が楽しくないからゲームの世界にはまってしまうのです。
私の近くにいるゲームに全く興味のない子達はみんな勉強やスポーツに一生懸命で自分の人生を楽しんでいるようです。
反対に、勉強もスポーツも親にやらされているような子は、親に怒られながらもゲームに夢中になっています。
現実世界の人生を楽しめないような育てられ方をしているとゲームの方が楽しくなってしまうのでゲームを一生懸命にやってしまうのです。
ゲームばかりの子供は、ゲームが悪いのではなく、育った環境が悪いのです。
ゲームと人生の比較
人生を楽しめないのには理由があります。
ゲームと人生を比較してゲームにはまってしまう理由を見ていきましょう。
ゲームは成長がわかりやすい
1. 自分の行動に対する評価がわかりやすい
2. 評価が上がれば出来ることが増える
3. 出来ることが増えるとさらに評価される
4. 出来ないことは道具や仲間の力を借りることが出来る
5. 失敗してもやり直せる
現実世界は成長を感じにくい
1. 自分の行動に対して評価してもらえない
2. 評価されないので出来ているかわからない
3. 出来ることが当たり前とされるので評価されない
4. 仲間はライバルである
5. 失敗は許されない
ゲームは楽しくできるように、何度でも挑戦したくなるようなシステムです。
うまくいかなくても様々な方法を考え、行動してみることで次に進めるような工夫がされています。
現実世界では、失敗しては怒られ、考える間もなく教えられ、手を出されるので楽しい要素がありません。
子供が楽しいゲームを選ぶのも当然と言えます。
人生もゲームと同じように評価をしてあげると楽しくなるのではないでしょうか?
人生とはなにか
私自身が人生を語れるような身分ではありませんが、”人生はリアルなゲーム”ではないかと思います。
ゲームと人生を同じにするのは間違いかもしれませんが、”何度も挑戦してできなかったことをできるようにしていく”という点では同じだと思います。
しかも、人生はゲームよりも自由度が高いです。
ゲームは人が作った世界の中でしか行動できません。
しかし、人生は色々なことに挑戦することで、出来ることが増えます。
挑戦する気持ちを奪っては出来ることが増えていかず、退屈な人生になるでしょう。
また、仲間と協力したり、人間関係を築くことができることも人生の良いところです。
最近のゲームはオンラインでリアルな人間関係を築くことができるので、人生の楽しさを感じることができてしまいます。
行動と結果が結びつくような評価をしてあげることが、ゲームよりも人生を楽しく感じさせるポイントだと思います。
私の経験から
私は主体性が奪われた子供でしたので、人生を楽しめていませんでした。
人生が楽しくないのでゲームばかりで小学生から大学生までゲーム中心の生活でした。
深夜遅くまでゲームをやったり、授業中でもゲームのことばかり考えていました。
大学ではモンスターハンターやFPSなどのオンライン中心のゲームをやることで仲間と一緒にプレイすることに楽しみを覚えました。
1人では楽しくないので、常にオンラインでプレイしていました。
社会人になってからは自分の人生について考えるようになったので、自然とゲームの時間がなくなりました。
今では友人とゲームをすることは楽しいですが、ゲームが楽しいという気持ちはありません。
私は人生の楽しみ方をゲームから学びました。
まとめ
ゲーム禁止の家庭をよく目にしますが、規制することは子育てでは良くないことです。
ゲームを与えてもゲームではなく、外で遊ぶ方が楽しいと言ってもらえるような家庭環境を作ることが必要なのではないでしょうか?
現実世界を楽しめるような家庭環境を作ってあげることで、ゲームに興味を示さなくなります。
人は楽しいことをやりたがります。
ゲームよりも人生を攻略していくことの楽しさを教えてあげられるような環境を作りませんか?
ゲームよりも人生を攻略していくことの楽しさを教えてあげられるような環境を作りませんか?
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