失敗してしまうかもしれない、嫌われるかもしれない、必要のない存在なのかもしれない、、、
そんな時の心の支えになっているのが”自信”です。
自信がなければ不安で押しつぶされそうになります。
自信があれば様々なことにチャレンジして、多くの経験を積むことが出来ます。
自信が人を形成しているのです。
そんな自信の育て方をご紹介します。
自信の種類は2種類
生まれたばかりの赤ちゃんは自信を持っていません。
当然のようですが、自信は後発的に生きていく中で育っていくのです。
そして、自信には2種類あります。
- 根拠のない自信
- 根拠のある自信
根拠のない自信とは、自分は愛されている、必要とされている、存在して良い人間なんだと感じることです。
根拠のある自信とは、自分の経験した中で、うまくできた、自分はできるといった成功体験からくる自信です。
根拠のない自信は0歳から9歳頃までに、根拠のある自信は3歳から12歳までを意識して育てておきたいです。
この時期を逃してしまうと思春期に入り反抗期を迎え親の目が届きにくくなってしまいます。
0歳から自信を育ててあげることが大切です。
根拠のない自信の育て方
自分は愛されている、必要とされていると感じるためには親の愛情が不可欠です。
根拠のない自信が人生の基盤となり心の支えとなるのです。
スキンシップや愛情表現が苦手な日本人にとっては難しいかもしれませんが、できるだけたくさん愛情を与えて上げることが必要です。
朝起きてからの「おはよう」も愛情表現の一つですし、子どもを抱きしめて「愛してるよ」と言ってあげることが一番、愛情が伝わります。
ある研究結果では、人は7秒間抱きしめられると幸福感を感じるというデータもあります。
最近では褒めて伸ばす教育が主流となってきていますが、ただ何でも褒めれば良いわけではありません。
子どもの意思を尊重してあげることが存在を認めてあげることになり、結果よりも行動を褒めてあげることで、必要とされている人間だと感じることが出来ます。
しつけも必要ですが、まずはすべての愛情を子どもに注いであげましょう。
根拠のある自信の育て方
根拠のない自信と違い、根拠のある自信は自分の力で得るものなので親は何もしなくて良いです。
”何もしなくて良い”とは子どもがやろうとしていることに手出し口出ししないということです。
親は子どもが困っていればすぐに手助けしてしまいます。
3歳頃まではできることが少ないので、手助けしは必要ですが、3歳を超えてくるとなんでもできるようになります。
そして子どもにとって全てが初めての経験です。
始めから上手にできる人なんていません。
大人でも同じです。
その初めての経験を簡単に奪ってしまうのが親です。
失敗しないように先回りしてやってしまったり、口を出したりします。
うまくいかなくてもいいのです。
うまくできない場合は「どうしたら上手にできるかな?」この言葉を使って考えさせましょう。
チャレンジして、失敗して、自分で考えて成功することで、真の成功体験となるのです。
まずは子どものやってみようと思う芽を刈り取らないでください。
そのチャレンジを見守ってあげてください。
うまく言ったら一緒に喜んであげましょう。
そして「一人でできたね!」と一人で出来たことを褒めてあげましょう。
まとめ
少年野球を指導していると自信のない子が多いです。
特に、根拠のない自信が足りていないように感じます。
根拠のない自信は自分では得ることが出来ません。
小さな頃に多くのスキンシップや愛情表現で自信を育てて、自分の力で本当の自信を得る準備をして上げてください。
子どもは愛情がいっぱいで安心すると自分の力で自信を得ようとします。
その時は少し離れて見守ってあげるようにしてあげると、勝手に成長していきます。
その時は少し離れて見守ってあげるようにしてあげると、勝手に成長していきます。
また不安になったら戻って来ますが、その時はまた愛情をあげてください。
安心と不安を繰り返しながらチャレンジしていくのです。
強い気持ちを持った子に育ててあげたいですね。
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