Daniela DimitrovaによるPixabayからの画像
健康のことを考えれば早寝早起きは大人にとっても良いものですね。
子どもにとっての睡眠は健康のためだけではありません。
軽視しがちな睡眠ですが、子どもの将来のために真剣に考えてみましょう。
睡眠中に背が伸びる
大人であれば体と脳を休ませるために睡眠を取ります。
睡眠時間は8時間ほどが目安になりますが、年齢を重ねるほど短くなっていきます。
子どもにとっての睡眠の役割は大人とは違います。
子どもの身長は夜伸びます。
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、身長を伸ばす働きをしてくれます。
成長ホルモンが最も多く分泌されるのが22時~23時の間と言われています。
この時間に深い睡眠が出来ていないと成長ホルモンの分泌量が減ってしまい、身長が伸びなくなってしまいます。
なので21時頃には布団に入れるようにしたいですね。
寝る子は育つではなく、”早く”寝る子は育つですね。
子どもは整体いらず
子どもは寝相が悪いですよね?
これには理由があります。
子どもの骨は柔らかく、隙間も多いのでズレやすくなっています。
ズレた骨を寝ている間に寝返りを打って骨を正しい位置に戻しているのです。
しかし、狭いベッドや両親に挟まれて川の字で寝ていて寝返りが打てないでいると骨がズレたままになってしまいます。
カイロプラクティックの考え方では骨がズレると風邪を引きやすくなってしまうそうです。
骨のズレが体の流れを止めてしまうのです。
骨がズレたままでは体が大きくなりません。
小さな水槽で飼われている魚は、海や川にいる野生の魚ほど大きくなりません。
生活する環境に体の大きさを合わせてしまうのです。
子どもを大きくしたいのであれば大きなベッドで寝かせてあげましょう。
成長の特徴
人間の体は成長期前半では足が伸び、成長期後半で胴が伸びていきます。
成長期前半で大きくなった子は足が長いですが、成長期後半で大きく身長が伸びた子は胴長になってしまいます。
思春期は最も身長が伸びる期間ですが、思春期が終わってしまうと成長も止まります。
思春期を迎えてしまうと成長も終わってしまうので、できるだけ思春期は遅いほうがいいですよね?
寝る時間が遅くなると思春期は早くやってきます。
生活が大人のようになってくると、体も大人になる準備を始めるんですね。
そう言った意味でも寝る時間は早いほうが良いでしょう。
思春期の特徴は髭や陰毛が生えてきたり、声変わりをするので早い子は要注意です。
少しでも背が小さいと思ったら病院へ
周りと比べて成長が遅いと感じたら成長曲線をチェクしてみましょう。
私は6歳で身長が100cmありませんでした。
病院で成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断されました。
毎日、成長ホルモンの注射を打つことで、平均の身長を目指すことができるので3~4歳で-2.0SDを下回っている場合は、早めに病院で見てもらいましょう。
終わりに
子どもはゲームやテレビを見て夜ふかしをしてしまいがちです。
厳しく言ってもやりたいことがあるので聞こうとしませんよね?
そんな時は睡眠の大切さを教えてあげましょう。
きっと自分のために早く寝るようになるでしょう。
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