今回はレベル1でルールに慣れた後、少しレベルを上げたルールに変更したものをご紹介します。
レベル2のルール
基本的な野球鬼ごっこのルールは変わりませんが、子 (ランナー) のルールを2つ変更します
①ランナーは後から来た人が優先
②鬼が誰もいないベースを踏んでも子はアウトになる
レベル1では先についているランナーが優先でした。
これは野球のルールではタッチプレーになります。
例えばランナー2,3塁で3塁ランナーが3塁ベース上にとどまっているにも関わらず、2塁ランナーが進塁して3塁についてもアウトになるのは後から来た2塁ランナーですし、アウトにするにはタッチが必要です。
レベル2では後から来た人が優先にすることでフォースプレーを再現しています。
フォースプレーなのでベースを踏んでもアウトとなります (ルール②)。
アウトになるランナーは指導者が指名してあげれば良いでしょう。
さっきまで塁にいたランナー、近くにいるランナー、まだ一度も鬼をやっていないランナーなど誰でも良いでしょうが、子どもたちが納得できるようにしてあげてください。
子どもたちは不条理が嫌いです。
野球鬼ごっこレベル2は野球鬼ごっこレベル3につながります。
特に、空いているベースを踏んでアウトにできるようになるまで続けると良いでしょう。
レベル2の目的
レベル2ではランナーの優先順位を変えることでフォースプレーのルールを体で覚えます。
わかっていない子がいれば説明してあげて、「これはフォースプレーだよ」と教えてあげてください。
レベル2で難しくなっているポイントは見る場所が増えるということです。
レベル1の場合、鬼は ランナー5人を見ていればよかったですが、レベル2では ランナー5人とベースを見ないといけなくなります。
見る場所が1つ増えるだけでかなり難しくなります。
”ベース踏めばアウトだったのに”という場面が何度も出てきます。
”ベース踏めばアウトだったのに”という場面が何度も出てきます。
ランナーもベースを見るようになり、鬼との距離、他のランナーとの距離や動きをより注意するようになります。
まとめ
今回は野球鬼ごっこレベル2についてご紹介しました。
レベル1とルールがそれほど変わりませんが、レベル3への導入なので短め(5分程度)の時間で、子どもたちの様子を伺いながら行うと良いでしょう。
野球鬼ごっこの続き
レベル3ではより野球らしい動きになっていきます。難易度が高いので小学4年生以上で行うと良いでしょう。指導者が入ることで1~3年生でも行うことができると思います。
12/26/2019
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走塁練習
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練習
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