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新しくチームができると、キャプテンを決めると思います。キャプテンの決め方は色々あると思いますが、私のチームでは子どもたちに決めさせています。
やりたい子がいてそれにチームメイトが賛成すれば決まります。
いくらやる気があってキャプテンになったとしてもキャプテンとしての役割が出来ていなければチームの目標は達成できないでしょう。
今回はキャプテンに必要なこととキャプテン育成方法をご紹介します。
まずはキャプテンに必要な要素です。
- 気持ちの強さ
- やるべきことをわかっている
- チームを引っ張る力
- 責任感
- 素直さ
これらの要素を順番に説明していきましょう。
目標を達成しようとする気持ちの強さ
まずは、目標をしっかりと持っている人しかできません。
目標を絶対に達成しようとする強い気持ちがないと、なんのために練習をするのかがわからなくなってしまいます。
そして、こちらが厳しく言っても受けて止めてくれなくなってしまいます。
目標を達成しようとする強い気持ちをチームのメンバーにも影響を与えて、全員で達成するために頑張れる雰囲気を作ることがキャプテンの役割です。
強い気持ちを持っているかどうかは、子どもたちをよく観察していればわかります。
強い気持ちを持っている子は、やろうとしたこと、目標にしていたことが出来なかった時に悔しがります。
悔しがるとは”怒る”、”泣く”、”悔しいと言う”です。
これらの行動が見られたら気持ちが強いです。
すぐ泣くのに気持ちが強いの?と思われますが、怒ったり泣いたりするのは悔しいからです。
甲子園に敗れた球児たちが泣いているのと同じです。
これは低学年の子によく見られます。
まだ野球を始めたばかりの子たちは1点取られるだけで泣きます。
この悔しい気持ちがなくならなければ目標達成意欲が強く、達成できる可能性が大きくなります。
ですが、悔しい気持ちは成長していくと、経験の中でなくなっていきます。
”負けると悔しいけど諦めてしまえば、負けた時の悔しさはなくなる” から早めに諦めてしまうようになってしまいます。
悔しい気持ち・目標を達成したいという強い気持ちをなくさないためには 「諦めるのではなく、次は勝てるようにうまくなるんだ」 と言ってあげましょう。
そして、強い気持ちを持ったまま6年生を迎えられると良いでしょう。
やるべきことをわかっているか
強い気持ちや目標を持っているだけでは目標を達成できません。
目標を達成するために なにが必要か、なにをしたら良いかを考えられる人でなければいけません。
そして、強い気持ちを持ってやり続けなければ目標は達成できないでしょう。
やるべきことをわかっているかは、家での取り組みやグランドでの練習を見ていればわかります。
やるべきことをわかっている子は、なにも言われなくても自分から行動でき、主体性があります。
反対に、やるべきことがわかっていない子は、指示を待っているだけで何もせず、言われたことも仕方なくやるような子です。
このような子に、やるべきことをわからせるためには、指示ばかりするのではなく自分で考えさせる必要があります。
練習の中でも小さな目標を立てて、目標を達成するために何をしたら良いかを考えさせます。
家庭でも、日常生活での炊事・洗濯・掃除などを子どもに手伝わせたり、外出したときなどでもチャレンジさせます。
すると、うまく出来ないことが出てくると思います。
すると、うまく出来ないことが出てくると思います。
そんなときに”代わりにやったり、アドバイスするのではななく考えさせる”ことが大切になってきます。
自分の頭で考えて、やってみて成功することにより、目標達成までのプロセスを組み立てる経験させて上げましょう。
一度、やることをマンダラートに書き出してみるのもおすすめです。
毎年この時期になると、少年野球では6年生が卒団して新しいチームが結成されます。新チーム結成時に大切なのが、キャプテン決めと目標設定です。
チームを引っ張る力
チームを引っ張るとはよく言いますが、誰をどこに引っ張って行くのでしょうか?
答えは「チームを目標に」です。
では、どのように引っ張っていくのが良いでしょうか?
明確な目標があり、目標までの道筋をイメージできていることがキャプテンの理想です。
キャプテンはチームのメンバーが道筋から外れようとしたときは、戻ってくるようにしなければいけません。
それが、指示・声掛けです。
今、どこに向かっているのかを示すために指示を出します。
チームがバラバラなことをしては目標を達成することはできません。
監督に言われたことをメンバーに伝えることはもちろんのこと、これからやることをメンバーに指示できるようにしましょう。
また、指示を出したにも関わらず、わかっていなくて道をそれてしまっている子には声をかけて気づかせてあげます。
指示に従わない場合や、やる気のないプレーなどをしている子を見かけた場合は強く注意することで仲間を鼓舞するような姿も見られると良いでしょう。
指示や注意をするからにはキャプテンの行動や姿も大切になってきます。
できない人に注意されても従う気にはなれません。
普段の行動を見て尊敬してもらえるようなキャプテンが理想です。
責任感の強さ
気持ちが強くても責任感が弱い子は、多くいます。
負けた時に、自分の責任だと感じられるような子は成長します。
反対に、負けた時にメンバーのせいにしたり、道具のせいにしているような子は、自分がなにをしたらよいのかを考えることが出来ないので、いつまでもうまくなりませんし、仲間からの信頼も失います。
責任感の強さは”自信”からくるものです。
自信がない子はうまくできなかった時に、人のせいにして自分の自信を保とうとします。
自信がないと自分のせいにはできないのです。
この場合の自信とは、自分でやってきた経験です。
自分の身の回りのことやチームのことをどれだけ自分の力でやってきたかが自信になるのです。
自分のことを自分でできる人は出来なかった原因がはっきりとわかります。
そして、負けた時に自分ができなかったことをしっかりと理解しています。
責任感が大きすぎるとプレッシャーとなってしまうので、責任感を感じすぎている場合は「チームは誰かのせいで負けることはない、誰かのおかげで勝つこともない、みんなの力で勝つのがチームだ」と言って上げましょう。
責任感がない場合は、「お前がキャプテンなんだ」と言って自覚させてあげましょう。
負けた時に、自分の責任だと感じられるような子は成長します。
反対に、負けた時にメンバーのせいにしたり、道具のせいにしているような子は、自分がなにをしたらよいのかを考えることが出来ないので、いつまでもうまくなりませんし、仲間からの信頼も失います。
責任感の強さは”自信”からくるものです。
自信がない子はうまくできなかった時に、人のせいにして自分の自信を保とうとします。
自信がないと自分のせいにはできないのです。
この場合の自信とは、自分でやってきた経験です。
自分の身の回りのことやチームのことをどれだけ自分の力でやってきたかが自信になるのです。
自分のことを自分でできる人は出来なかった原因がはっきりとわかります。
そして、負けた時に自分ができなかったことをしっかりと理解しています。
責任感が大きすぎるとプレッシャーとなってしまうので、責任感を感じすぎている場合は「チームは誰かのせいで負けることはない、誰かのおかげで勝つこともない、みんなの力で勝つのがチームだ」と言って上げましょう。
責任感がない場合は、「お前がキャプテンなんだ」と言って自覚させてあげましょう。
素直に人の意見を聞ける
キャプテンではなくても、人として素直さは持っていなければ、成長をしていきません。
素直に人の話を聞いてやってみることで人は成長していきます。
違うと思ったらやめればいいだけの話なのでまずは、聞いたことをやってみてから判断する、これをやっている人はチャレンジする数が多くなるので、結果に限らず経験を積むことができるのです。
話で聞いたことや自分で調べたことは知識となります。
多くの知識や経験を得ることで失敗が減り、成功体験を多く得られるのです。
人の話を聞けない人は失敗する機会が増え、成功体験が得られないので、自信を失い、チャレンジをしなくなるので、成長するチャンスを逃すことが多くなります。
素直に話を聞いてもらうためには、子どもたちの話をよく聞いてあげて、子ども達を頭ごなしに否定したり、行動をコントロールしようとしないことが大切です。
素直に人の話を聞いてやってみることで人は成長していきます。
違うと思ったらやめればいいだけの話なのでまずは、聞いたことをやってみてから判断する、これをやっている人はチャレンジする数が多くなるので、結果に限らず経験を積むことができるのです。
話で聞いたことや自分で調べたことは知識となります。
多くの知識や経験を得ることで失敗が減り、成功体験を多く得られるのです。
人の話を聞けない人は失敗する機会が増え、成功体験が得られないので、自信を失い、チャレンジをしなくなるので、成長するチャンスを逃すことが多くなります。
素直に話を聞いてもらうためには、子どもたちの話をよく聞いてあげて、子ども達を頭ごなしに否定したり、行動をコントロールしようとしないことが大切です。
子供は小さな頃はみんな素直です。言われたことを素直に聞き、やってくれます。しかし、成長するに従って素直さがなくなる子が多いです。これは近くにいる人が素直ではないからです。
まとめ
少年野球のキャプテンに必要な要素を5つ紹介してきましたが、始めからすべてを持ち合わせている人などいません。
キャプテンに任命されてから成長していけばよいのです。
キャプテンがうまくできずに落ち込んでいる場合には責めるのではなく、励ましてあげましょう。
キャプテンがしっかりしてくれば必ず目標を達成することができるでしょう。
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