2020/01/28

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【2020年度版】少年野球のバットの選び方



子どもが野球部に入団すると、まず始めに道具選びに苦戦すると思います。

特にバットは、昔と比べて種類も多くなり、選択肢が増えました。

昔、野球をやっていたお父さんでも、子どものバットはなにが良いのかわからないこともあると思います。

今回は少年野球のバットの種類からバットの選び方、オススメのバットをご紹介します。

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バットの種類

バットの種類を材質・バランス・長さ・重さに分けて説明します。

特に材質の種類が増え、それぞれ特徴があるので確認しておきましょう。

飛距離を決めるバットの材質


少年野球で主流のバットは大きく分けて4種類です。
  • アルミ系
  • カーボン系
  • コンポジット系
  • ウレタン系
他にも木製やチタンなどがありますが、多く使用されているのはこの4種類です。

          

特徴 飛距離 重さ 値段
アルミ バットと言えばアルミで、比較的価格が安く、手に入れやすいので最初の1本におすすめ。 少ない軽い安い
カーボン 比較的歴史の長いバットでアルミよりも軽く飛距離も出ます少ない軽い安い
コンポジット コンポジットとは複合バットのことで、2層や3層に違う素材を重ね板バネのような構造をしたバットです。打感がアルミやカーボンに近く、飛距離も出ますが、かなり高価です。多い重い高い
ウレタン 一番人気のバットで打球部に柔らかいウレタン素材を使用したバットです。打感はよくありませんが、力のない子でもかなり飛距離が出るので多くの子どもたちが使います。値段もかなり高価です。多い重い高い




コンポジットバットはルイビルスラッガーのニュートロンやZETTのブラックキャノンなどが有名です。

ウレタンバットは各メーカーから出ていますが、ミズノのギガキングが一番人気で良く飛ぶと言われています。

「飛距離は金で買う時代」と言われるくらいバットの性能が高ければ飛距離も伸び、値段も高くなります。

最初に買うバットはアルミかカーボンで6年生まで使うつもりであればコンポジットかウレタンバットにすると良いかと思います。

ミート力を決めるバットのバランス

バットのバランスはトップ・ミドル・カウンターの3種類ですが、主流はトップとミドル2種類です。カウンターバランスはほとんど売られていませんし、少年野球で使用している人はいないので割愛します。


特徴
トップバランス 重心がバットの中央にあるので操作性がよくミートしやすい。パワーが無いと飛ばない。少年野球でよく使用されているバランス
ミドルバランス 重心がバットの先にあるのでバットが出にくく、ミートしにくい。先が重いのでバットの重さで飛ばせるが、技術が必要。


プロ野球選手は技術があるのでトップバランスを使う選手が多いです。

バットを振る技術のない人はミドルバランスを好みますが、力のない人ほどトップバランスを振れるようにして飛ばせるようになるべきです。

少年野球でもトップバランスを振ることができるようなスイング技術を身に着けたいです。

バットの長さ

少年野球用のバットは80cmが最高ですが、試合では一般用 (大人用) も使用できます。
6年生では80cmを使う子が多く、大きな子やバットが振れる子は一般用の84cmや83cmを使う子もいます。


長さ
高身長
(160cm以上)
83cm、84cm
高学年
(130~160cm)
78cm、80cm
低学年
(130cm以下)
72cm、74cm、76cm


初めてのバットとして60cmのおもちゃのようなバットを買う方がいますが、あまりオススメしません。

すぐに使えなくなってしまいます。
それを買うくらいだったら誰かに貰うか、借りた方が良いでしょう。

最初に買うなら、一番長く使える76cmくらいがオススメで、体格が良い子は始めから78cmや80cmを購入して長く使ったほうが良いでしょう。

バットはできるだけ長いものを買った方が長く使えますし、バットを上手に使えるようになります。

バットの重さ

バットの重さは飛距離に影響してきます

重ければ飛ぶし、軽ければ飛びません。

しかし、重すぎて強く振れなければ意味がないので、最初は軽めのバットにしましょう。


重さ
高身長
(160cm以上)
740g~680g
高学年
(130~160cm)
580g~680g
低学年
(130cm以下)
420g~580g


小学6年生では、バットを強く振れる子は700g以上のバットを振れるようになると柵越ホームランも余裕で打てるようになります

初めてのバットの選び方

バットは長くて重くてトップバランスが一番飛びますが、打つのが難しいです。

野球を始めたばかりの子にはまず、バットでボールを打つ楽しさを感じてほしいので軽いバットをおすすめします。

体の小さい1・2年生は68cm、380gくらいのバットで良いですが、3年生以上では76cm以上の長いバットが長く使えるのでオススメです。

ある程度バットが振れるようになったら重さは軽くても良いので、76cm、78cm、80cmを選ぶと卒団まで使えて良いでしょう。

人気のバット

人気のあるバットは高反発で打っていてコンポジットやカーボンなどよりも明らかに飛ぶ感触のあるウレタンバットです。

特に反発力の強いミズノのギガキングは、高価ですが、最も人気でグランドでもよく見かけます。全国大会に出場するようなチームはほとんどこのバットです。

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こちらは80cm/600gと小学6年生で使用するにはちょうど良いサイズとなっています。


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同じくミズノから販売されているビヨンドマックスオーバルは比較的安価にウレタンバットを使用することができるのでグランドで最も見るバットだと思います。

オススメのバット

ウレタンバットは子ども達にも人気で一番使用されているバットではありますが、私はオススメしません。

理由は、自分の力で飛ばすコツを掴めないからです。

ウレタンバットはバットを当たる瞬間に止めても飛んでいきます。

バットがボールを跳ね返すような感覚です。

実際のバッティングで大切なのは、自分の力でバットをコントロールしてボールを弾き返すことです。

そこでオススメなのが上手に打てば飛距離が出るコンポジットバットです。

コンポジットバットもウレタンと原理は同じですが、打感が違いますし、上手に弾き返さないと飛びません。

オススメのコンポジットバットはルイスビルスラッガーのニュートロンです。



コンポジットバットの先駆けで、歴史も長いので信頼できます。

もっと本格的に上のレベルを目指しているのであれば木製バットも選択肢に入ると思います。



軟式用の木製であればルイスビルスラッガーがおすすめです。

他メーカーの木製バットは芯の部分がくり抜かれていますが、ルイスビルスラッガーはくり抜かれておらず、中身が詰まっているので飛距離が出ます。

将来を見据えてバットを選ぶ

自分に合ったバットを探すことは必要ですが、大事なのはバットに合ったスイングをできるようになることです。

理想は長くて重くてトップバランスのバットを触れるようになることです。

体格にもよりますが、6年生の終わりまでには大人と同じバットを振ることが目標になります。

バットは腕の力ではなく下半身を使ってでバットを上手に出せば小さな子でも思いバットを振ることが出来ます。

力任せではなく上手にバットを出すことができる指導をしたいですね。

まとめ

バットを選ぶ時の目安は他のサイトにも乗っているので、バットの選び方を指導者目線で書いてみました。

子どもの体格に合った振れるバットを選ぶのではなく、将来振れるようになりたいバットを選ぶことで何度も購入し直さなくて済みますし、道具に愛着が湧くと思います。

打てないことをバットのせいにするのではなくバットに合わせた技術の習得を目指してほしいですね。




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