「ストライクなんて知ってるよ」と思われるかも知れませんが、ストライクにも誰も知らないであろうルールがあるのでご紹介します。
ストライクは投手の投球がストライクゾーンを通過したり、バッターが空振りをすると宣告され、ストライクカウントが1つ増えます。
ストライク、ボールは審判がコールするのでよく耳にする言葉だと思います。
ストライクの定義
ストライクの定義は野球規則に記載されています。
STRIKE「ストライク」〈2.73〉ー次のような、投手の正規な投球で、審判員によって”ストライク”と宣告されたものをいう。
(a) 打者が打った (バントの場合も含む) が、投球がバットに当たらなかったもの。
(b) 打者が打たなかった投球のうち、ボールの一部がストライクゾーンのどの部分でもインフライトの状態で通過したもの。
(c) 0ストライクまたは1ストライクのとき、打者がファウルしたもの。
(d) バントして、ファウルボールとなったもの。
(e) 打者が打った (バントした場合も含む) が、投球がバットには触れないで打者の身体または着衣に触れたもの。
(f) バウンドしない投球がストライクゾーンで打者に触れたもの。
(g) ファウルチップになったもの。
簡単に言ってしまえばこんな感じです。
(a) → 空振り
(b) → 見逃し
(c) → ファウル
(d) → バントファウル
(e) → 空振り
(f) → 見逃し
(g) → ファウルチップ
ここで出てくるストライクゾーンも確認しておきましょう。
振り逃げはキャッチャーが上手に捕球できない小学生では頻繁に起きるプレーの一つです。また、出塁のチャンスとなるので、できるだけ早く教えてあげると野球のルールを理解して楽しく野球ができるようになります...
ストライクゾーンの定義
ストライクゾーンの定義も野球規則に記載されています。
STRIKE ZONE「ストライクゾーン」〈2.74〉−打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。
このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである。
定義としては難しいですが、簡単に言うと”膝から胸の高さでホームベース上の空間”です。
投球がストライクゾーンを通過すれば、バットに当たろうが、打者に当たろうが全てストライクです。
基本的なストライクは説明した通りですが、投球しなくてもストライクになる場合があります。
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ストライクの面白いルール
打者がバッターボックス内で打撃姿勢をとろうとしなかった場合、球審はストライクを宣告します。この場合はボールデッドとなります。
それでも打者が打撃姿勢をとろうとしなかった場合は、再びストライクが宣告されます。
3回宣告されるとアウトになります。
プロレスの3カウントみたいですね。
遅延行為は許されないと言うことです。
しかし、ストライクを宣告されている場面を見たことがありません。
少年野球では、先に審判が注意してしまうので、ストライクを宣告してほしいですね。
まとめ
ストライクは野球を始めたら一番最初に知るルールだと思います。
正しいストライクゾーンを知ることは野球を知ることにも繋がります。
ルールを正しく知って野球を楽しみましょう。
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