体をコントロールする
スポーツで大切なのは体をコントロールすることです。
もちろん、体力や筋力も必要になってきますが、それ以上に体を上手に使えれば筋力は必要ありませんし、体力も必要最低限で済みます。
知人にボルダリングをやっている人がいるのですが、ボルダリング初心者は筋力だけで登ろうとするので、すぐに筋肉痛になってしまうそうです。
しかし、続けていくうちに体の使い方がわかるようになり、筋肉痛になりにくくなります。
このように体の使い方をマスターすればどんなスポーツでも優秀な成績を収めることが出来るでしょう。
武井壮さんがラジオやテレビでスポーツについての話をしているのをよく見ますが、スポーツに必要なことを述べています。
体をコントロールできればスポーツの上達が早くなります。
子供たちに指導をしていても、言ったことや見せたことをできない子が多いです。
これは、まだ体を思い通りに動かせていないために、やろうと思っても出来ない状態にあります。
この状態で指導をしても意味がありません。
まずは体を上手に使え、コントロールできるような練習をしていくことがスポーツ上達の近道です。
9歳までに
9歳ごろまでをゴールデンエイジ、プレゴールデンエイジと呼んだりしますが、このころまでに神経系の8割が形成されると言われています。
神経系を形成する期間に様々な遊びや運動をすることで体をコントロールする能力や体力が身につき、体が上手に使えるようになります。
いわゆる運動神経がよくなります。
運動を始める時期は早ければ早いほど良いです。
小さな頃にずっと座らせられていたり、運動させてもらえないと運動能力は身につきません。
反対に自由に遊ばせてもらえていれば運動能力が高くなります。
幼児期の運動能力はその後の精神面にも影響が出ます。
他と比べて運動能力が高い子は自信を持ち積極的に運動をするので、更に運動が上手になっていきます。
運動能力が劣っている子は消極的になるので運動機会が減り、出来るようになっていきません。
小さな頃から様々な運動をすることが重要です。
すべてがスポーツに
子供は日常をスポーツにします。
よくやるのが、道路の白線の上を歩いたり、石ころを蹴って歩いて登校したりです。
ただ歩くのではなく、足をコントロールしようとすることで、体を思い通りに動かせるようになり運動能力が高くなります。
今まで出来なかったことが出来るようになるだけで運動レベルが上がります。
やったことのある動きが増えれば体を上手に使えるようになります。
まとめ
9歳までに様々な動きをすることが大切です。
できるだけ早いうちから始めることで他の子とも差がつきますし、自信にもなります。
家の中でボーっとさせるのではなく、外に連れ出してあげましょう。
子供は体を動かすのが大好きです。
0 Comments