野球部は最初のアップを始める時に、必ずと言っていいほど並んで足を揃えながら大きな声を出してランニングしていると思います。
中には否定的な意見もありますが、並んで走るには意味があります。
そして、その意味を実際に走っている子ども達に教えなければ、ただやらされているだけになってしまいます。
今回は野球部が並んで走る意味をご紹介します。
並んで走るのは意思統一のため
野球部が並んで走るのは気持ちを一つにするためです。
並んで足を揃えるためには、チームメンバーにリズムと歩幅を合わせる必要があります。
身長の大きい人は小さい人に、小さい人は大きい人に、足の速い人は遅い人に、遅い人は速い人に合わせます。
ワガママに生きている子ども達にとって他者に合わせることは簡単ではありません。
人に合わせてあげる、人に合わせてもらうという経験をしてもらうために行います。
株式会社 RealStyle
声を出して気合を入れる
基本的に声を出すと気持ちにスイッチが入り気合が入ります。
全員で密集すると安心感があるので声が出しやすいです。
全員で試合前、練習前に気合を入れることで気持ちを盛り上げ、実力を発揮しやすい状況を作ります。
ルーティン化することで集中力を高める
ルーティンは集中力を高めます。
ランニング→ストレッチ→ダッシュ系のように、一定の思考と行動を一定のリズムと順序でいつもと同じアップを行うことでルーティン化します。
全員でルーティンをこなすことで、心の落ち着きレベルが揃い、練習や試合中の考え方や行動が統一されます。
揃えるのには時間がかかる
子ども達に揃えて走る目的と効果を説明しても、チームメイトに合わせることが出来ない子がいます。
ワガママに生活していることには難しいことです。
低学年では尚更です。
その場合は、出来るまで走らせて人に合わせる意識を持たせます。
あまり良い方法ではありませんが、人に合わせることを教えるためには必要なことだと思っています。
チーム結成当初にやると良いでしょう。
まとめ
全てに言えますが、”強いチームがやっているからやる”ではなく、子ども達のためにやるようにしましょう。
子ども達に目的と効果を教え、本当に子ども達が自分たちから揃えられるようにしましょう。
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