やる気の出る声掛け
子供にやってほしいことがあるけど、なかなかやる気を出してくれない時ってありますよね。
やる気なしに練習しても意味のないことは、みなさんが知っていることだと思います。
子供がやる気を出してくれない時、どうやってやる気にさせていますか?
様々な方法があると思います。
とにかく怒鳴る。
ご褒美で釣る。
できなければ罰を与える。
などの方法がありますが、どれが一番良い方法だと思いますか?
できなかった時に罰を与えれば子供は頑張るでしょう。
しかし、それはやる気になったといえるでしょうか?
罰が嫌だからやっているのではなんのための練習かわからなくなってしまいますね。
ご褒美も一緒です。
野球がうまくなりたくて練習しているはずが、ご褒美のために練習するようになり、うまくなりたい気持ちがなくなってしまいます。
野球がうまくなりたくて練習しているはずが、ご褒美のために練習するようになり、うまくなりたい気持ちがなくなってしまいます。
また、罰を与える際にスクワットとか、ダッシュなどの練習を罰にすることでスクワットやダッシュのイメージが悪くなります。
では、どうやってやる気を出させたらいいでしょうか。
私がやっている方法はいくつかを組み合わせて行っていますが、怒鳴ることはありません。
意味がないので。
意味がないので。
私はまず言葉でやる気を出させます。
「よし、やるぞ」
これだけでやる気が出る子達はいます。
それでもやる気が出ない子もいます。
そんな子には「やればうまくなる」、「やれば絶対できるようになる」と言います。
やる気のない子達の多くは周りのごと比べて出来ないことや、上手くいかないことを気にしています。
そんな子たちにはできるようになる未来を考えさせてあげると前向きになります。
そんな子たちにはできるようになる未来を考えさせてあげると前向きになります。
練習の後半などで疲れていたりしてダラケてしまう場合は、勝敗のつくゲーム感覚の練習でやる気を出させます。
一つ一つの練習が長すぎると集中力が切れてしまうので、それは練習方法に問題があるので子供に合わせて短くしてあげてください。
集中力が切れ始めたら練習の切り替え時です。
集中力を取り戻す
試合中に集中力が切れた場合、長いので仕方がないでは済みません。
やはり試合の中では集中力が切れることはありますが、低学年では自分たちで集中力を取り戻すことは難しいです。
集中力を取り戻す方法を教えてあげるのも指導者の役割だと思います。
口で説明する必要はありません。
集中力を取り戻す声を掛けてあげればいいのです。
まず、具体的な目標を設定します。
「この回5点取るよ」
「この回0点で抑えて、次の回3点取れば逆転だぞ」
長い試合の中では目的を見失いやすいですが、再度、目的を設定してあげると集中力が戻ってきます。
「この回もう1点とるぞ」と円陣の中で叫んでみても気が引き締まると思います。
低学年の子達は、大きな声で言えばその気になります。簡単です。
しかし、すぐ忘れます。
これの繰り返しになりますが、自分の中での目標を忘れないようになって貰えれば、6年生になったときには自分たちで集中力を取り戻すことができるようになっていると思います。
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